介護の充実を求める会愛知連絡会(あいち介護の会)の第11回総会が10月18日、名古屋市中区で開かれました。保険料軽減や介護施設の整備、介護従事者の待遇改善を国や自治体に働きかけていくことを決めました。
開会あいさつした中村亘代表世話人は、「自公政権下で自己負担が増え、認定制度も改悪され、大変な事態。鳩山政権に対し保険料などの改善を求めるとともに、制度そのものを抜本的に変えるために議論と運動をすすめたい」とのべました。
竹内由満子事務局長は、「10月から実施される新しい介護認定の実態や、介護職員の処遇改善交付金制度の実施状況を明らかにするよう、国や自治体に働きかける必要がある。介護保険の国庫負担割合引き上げも迫っていきたい」と提案しました。
討論では、「小規模多機能型の施設に発展させたいと考えているが、市の補助金が少なく、見通しがたたない。介護施設の整備は、民間まかせではすすまないと思う」(熱田区の介護サロン代表)「“要介護度が下げられ電動車いすが借りられなくなった”“配食サービスの弁当が毎日同じ”などの訴えがたくさん寄せられている」(瀬戸市の「会」相談員)などの発言が出されました。
室生昇南生協病院名誉院長が講演。日本共産党のせこゆき子県副委員長があいさつしました。
赤星俊一代表世話人などの新役員を選びました。