安保破棄愛知県実行委員会は10月16日、2010年度定期総会を名古屋市で開き、「日米同盟(安保条約)から脱却することを、国民みずからの生活とたたかいを通じて共通認識にしていく」とした決議を採択しました。
福田秀俊事務局長が報告にたち、「国民のたたかいで自公政権を退場させ、米軍再編・基地強化反対、自衛隊の海外派兵を許さないたたかいに新しい条件が生まれた」と強調。
鳩山由紀夫首相あての「辺野古(へのこ)新基地建設計画の撤回、核密約の公表・廃棄と日米地位協定の抜本的改定を求める」署名運動などを提起しました。
航空自衛隊小牧基地のブルーインパルス曲芸飛行を中止させたことについて「1万2000人の緊急署名が力になり、基地周辺住民から感謝された」「春日井市の共産党市議団と議会、当局が共同して反対したことが決定的だった」などの発言が出されました。
「“軍事費を削って暮らしと福祉に”の訴えが大切」「自衛隊の市街地訓練をやめさせるために、学習資料の発行が必要」などの意見もありました。
新役員として、代表委員に榑松佐一・愛労連議長、高橋信・県平和委員会理事長らを選出しました。