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【09.09.16】風力発電計画地で調査

低周波による健康被害や環境破壊は大丈夫かー八田氏ら調査

 日本共産党の八田ひろ子元参議院議員、木全昭子岡崎市議、地元住民らは9月16日、クリーンエナジーファクトリー(CEF)社(本社・北海道根室市)が愛知県岡崎市の額田地区に計画している大規模風力発電について同市の環境部から説明を受け、計画地の千万町地域を視察しました。
 発電所は、最大高さ135メートル、ブレード(羽根)50メートルの大きさで、20基で5万キロワットの発電をする計画です。
 隣接する新城市作手地区でも、CEF社とガスアンドパワー社(大阪市)によって37基の風力発電施設が設置される計画があります。
 CEF社が風力発電施設を設置した他の地域では、強風でブレードが折れたり、低周波が原因と言われる不眠、頭痛、いらいらなどの健康被害が出ています。
 同市では、「水と緑・歴史と文化のまちづくり条例」によってCEF社は、今後、市との事前協議や地元説明会などを行う必要が出てくることなどが説明されました。また、環境影響評価がしっかりできていなくても事業を進めることができる問題点も明らかになりました。現地では、地域住民から意見を聞きました。
 八田元参議院議員は「地域住民に健康被害がでないか、野生生物などへの悪影響があるのではないのか、という心配の声が出されています。皆さんの声に応えるため全力をあげたい」と話しています。