国民主人公の政治へ
8月31日午前0時半すぎ、比例東海ブロック(定数21)で、日本共産党の佐々木憲昭比例候補の当選確実が報じられると、名古屋市の事務所にかけつけた党員、後援会員、支持者らは、次々と佐々木氏に握手し、喜びを分かち合いました。
佐々木氏は「非常に厳しい選挙でしたが、皆さん方の最後の最後までの奮闘で押し上げていただきました。この議席がいかに大切なものかよりいっそう実感しました。これからの新しい政治がどうなるのか、本当の国民の声が届く政治になるかは、われわれの奮闘にかかっています。『建設的野党』の役割をしっかり果たしていきます」と決意を語りました。
比例候補の、せこゆき子、八田ひろ子、かわえ明美の各氏もあいさつ。「佐々木さんと一緒に国会の内外で力をあわせ、国民こそ主人公の政治にするため、しっかりと頑張りたい」と述べました。
愛知ー25万票を獲得
愛知県内で日本共産党は、比例で25万890票(6・33%)を獲得しました。前回総選挙から得票率は0・4%の微減となったものの、2,190票増やし健闘しました。
民主党が前回総選挙から60万票増の一方で、自民党は44万票減と民主の約半分の得票にとどまりました。公明、社民両党は得票数・率とも後退しました
共産党の得票率が10%を超えたのは、せこゆき子比例候補が重複立候補した4区の名古屋市熱田区と南区。いずれも党の支持拡大が目標の130%を突破していました。
15の小選挙区では、すべて民主党が当選しました。