市田忠義書記局長を迎えた、総選挙(8月30日投票)での日本共産党の躍進をめざす演説会が7月25日、愛知県の名古屋市南区と岡崎市で開かれました。
会場には、用意したいすが足りなくなるほど多くの人が駆けつけ、新しい展望やユーモアのある市田氏の話に共感の笑いや「その通り」との掛け声が起こりました。
行動し政治動かす党
市田氏は「今度の選挙は、国民がゆきづまった自公政治に審判を下し、新しい日本の進むべき道を選択する選挙だ」と強調。国民の権利とくらしを守る「ルールある経済社会」をつくり、憲法9条を生かした「自主・自立の平和外交」にとりくむことをめざす党の政策を紹介し、選挙後の新しい状況のもとで、「良いものは良い、悪いものは悪い」という立場で行動する建設的野党の立場を貫くと表明しました。
「なぜ日本共産党にそれができるのか」。市田氏は「口で正論を述べるだけでなく、行動し政治を動かしてきたからだ」と説明。「労働者派遣法見直しを一大政治問題にしたのは、人間らしい働き方をと立ち上がった労働者のみなさんと日本共産党の論戦だった。サービス残業告発の論戦は、2001年から昨年3月までに1351億円の未払い残業代を支払わせるところまで前進した」と語ると大きな拍手が起こりました。
市田氏は「全国は一つ、東海は一つ。比例代表で日本共産党と書いていただく方を広げに広げよう」力を込めて訴えました。
せこ・八田両予定候補訴え
名古屋市では、30歳の男性があいさつし、うつ病を理由に解雇され、自殺まで考えたときに、インターネットで知った日本共産党に相談し、和解を実現できたことを紹介。「日本共産党の議席を伸ばしてこそ、日本社会を変えることができる」と述べました。
せこゆき子予定候補(愛知4区、比例重複)が名古屋市で、八田ひろ子予定候補(愛知12区、比例重複)が岡崎市で、「日本共産党が前進してこそ、国民の声を届けることができる。希望ある日本をつくる共産党のたたかいの先頭に立って頑張っていく決意です」と訴えました。