日本共産党は名古屋市議港区補選(欠員1。7月3日告示・12日投票)の予定候補として、渡辺直子さんを発表しました。同補選は無所属市議の死去にともなうもの。
渡辺さんは記者会見で「経験を生かし、学童保育や介護の充実につとめたい」と抱負を語り、同席した党県委員会幹部は「福祉の願いに応える最適の人」と紹介しました。
渡辺直子(わたなべなおこ)さんの略歴 1948年港区南陽町生まれ。市立女子短期大学卒、愛知大学?部経済学科卒。中学校臨時教員、学童保育所指導員、グループホーム介護職員。現在、党名古屋港・南・瑞穂地区委員。
「大型開発より福祉充実を」願い実現のリード役に
名古屋市長選挙後初の市議選となる港区の補欠選挙で、日本共産党の渡辺直子さんは、12日の投票日にむけ、議席獲得をめざして奮闘しています。
4月の市長選では自民・公明側は敗北。民主党推薦の河村市長が当選したものの、同市長は徳山ダム導水路事業撤退を発言するなど、前市長時代に民主党市議団が自公と「オール与党」で推進してきた方向を否定する内容も含まれています。このため民主も自公両党も混迷状態。
これにたいし日本共産党は導水路撤退を推進し、市長から中学卒業までの子ども医療費通院無料化の来年度実施検討の言明を引き出しています。日本共産党が議席を増やせば、市議会で市民要求実現の力が強くなることはまちがいのないところです。
渡辺さんは「福祉優先の名古屋市政をすすめます」と力強く支持を訴えています。