総選挙勝利をめざす日本共産党の活動を草の根で担っているのが全国の40万余の党員、2万2千の支部、3千の地方議員です。「すべての支部と党員が立ち上がれば勝てない選挙はない」というのが同党の必勝スローガン。愛知の活動ぶりを取材してみました。
自転車で路地裏宣伝
6月28日朝、名古屋市熱田区の活動センターに党員や後援会員が集まってきました。
職場支部の党員らは、「比例代表は日本共産党」のノボリを立てた自転車に乗り、路地裏での宣伝活動に出発しました。「しんぶん赤旗」の読者拡大に出かける人組も。
センターでは、青年党員がベテラン党員のアドバイスを受けながら電話を使って総選挙の支持を訴えています。「最初はうまく話せませんでしたが、向うからがんばってと励まされ、20人以上と話ができました」
要求署名で対話広げ
同市北区、西区などの北西地区では27日、総選挙の政策学習決起集会を開きました。
集会後、参加者は地域活動へ。わしの恵子市議は高齢者医療費無料化署名をもって有権者と対話。総選挙の支持を広げ、「赤旗」読者を増やしました。
演説に感動 2人が入党
小選挙区候補者を立てていない名古屋市外の地域では文字通り比例代表一本の支持拡大に取り組んでいます。
一宮市の尾関宗夫市議らは27日午後、市内6カ所で街頭演説をおこないました。演説を聞いた支持者2人が「演説に感動した。選挙に勝つためにできる限りのことをやります」と日本共産党に入党しました。
支部センターで電話作戦
毎月のハンドマイク宣伝を2年半続けている春日井市の地域支部は28日、スーパー前で宣伝し、買物客と街頭対話。派遣労働者は「仕事はきついし、収入は低い」と不満を語りました。
この支部の比例代表・日本共産党の支持拡大数は7月3日までの節目標まであと一歩に迫っています。センターに臨時電話を引き、「衆院選の2つの投票のうち、比例は日本共産党を」と呼びかけています。
入党したての青年が
蒲郡市の党組織は「赤旗」宣伝紙を郵送し、総選挙の支持と読者の拡大をセットですすめています。
入党したばかりの27歳の青年が先輩党員といっしょにはじめて「赤旗」読者を増やしました。“若い力”が輝いています。
今月11日には、比例東海選出の佐々木憲昭衆院議員をむかえ、過去最大規模の日本共産党演説会をおこないます。