日本共産党のせこゆき子衆院東海比例予定候補は、5月30日、名古屋市熱田区で、ハンセン病問題について講演しました。沖縄県内の戦争遺跡の見学や住民との交流を行う「第13回沖縄平和ツアー」(6月26日~29日)の事前学習会に講師として招かれたもの。「ツアー」では、国立療養所沖縄愛楽園(沖縄県名護市)を見学し、入所者と交流する予定です。
あいさつした「ツアー」団長の伊豆原直さんは、「沖縄の人たちは今も米軍基地で苦しめられています。侵略戦争を美化し、アメリカに隷属する自公政治を転換させるために応援します」と、せこ氏を激励しました。
せこ氏は、国の誤った隔離政策で長年苦しめられてきた元患者の人権回復に向け、全国の療養所を訪問するなど自ら奔走した経緯を紹介。「国家賠償請求訴訟の勝利で解決に向けた施策がすすむ一方、病気に対する偏見や差別は根強く残され、今も故郷に帰れない人がたくさんいます。国会に必ず戻って、人権が守られる社会を実現したい」と熱く語りました。
参加者からは、「派遣切りなど、政治災害は今も繰り返されている。せこさんに再び国会で活躍してほしい」などの感想が出されました。