総選挙が迫るなか、日本共産党が議席増に挑む南知多町議選は16日告示(21日投票)されます。同党から木村きよみ(55=現)、山下せつ子(53=新)の両氏が立候補する予定です。
木村きよみ議員は、子ども医療費無料制度拡大を議会で求め、今年度から小学校卒業までの無料化が実現しました。
また、世帯当たりの国民健康保険税が県下最高額の同町で、国保税が払えずに保険証を取り上げられた世帯の児童・生徒に保険証を交付するよう要求し、改善させました。
しかし、急激な不況の影響で住民生活や漁民の経営が悪化しています。同党南知多支部がおこなった町政アンケートには「医療費が大変」「国保税・介護保険料が重い」「納税が負担」など?悲鳴?が寄せられています。
木村、山下両氏は、1世帯1万円の国保税引き下げ、中学校卒業までの医療費無料化、巡回バスの実現、高校生への通学定期券補助、1人暮らしのお年寄りへの配食サービス実施などの政策をかかげ、「日本共産党2議席で住民が主人公の町政を」と全力で訴えています。
総選挙の前哨戦でもある南知多町議選は定数12に、2人はみ出しの少数激戦の様相です。