衆院東海ブロックで2議席以上の実現と、4月の名古屋市長選勝利への転機をつくろうと、愛知県の日本共産党党組織は、全支部・党員、後援会の力を結集したいっせい宣伝に取り組んでいます。
名古屋市熱田区では20日、各支部が共同して区内のスーパー前で宣伝。西田とし子市政対策委員長と大川浩正後援会長(82)らがマイクをもち、党への支持を訴えました。
買い物帰りの客が手を振っての応援や、高層住宅のベランダから大きく手を振っての声援もありました。
75歳の男性は「企業献金をもらっている政治家は信頼できないよね。消費税は食料品非課税にして景気をよくしてほしい。共産党にがんばってほしい」と話しました。
行動に参加した新実剛さん(63)は、「解雇された息子が労働組合に入り、団体交渉でがんばっている。何としても党を躍進させ、無法な首切りを許さない社会をつくりたい」と意気込みを語りました。
西田さんと大川さんは演説の合い間に支持者の家を訪問して対話。「赤旗」を購読することになった一人暮らしの女性(83)は「今度は私らのために勝ってもらわんといかんよ」と握手を求めてきました。
党愛知県委員会は、22日までの3連休で、活動を大きく躍進させる「全県2000ヵ所宣伝」を呼びかけ。これに応え、名古屋南西地区委員会は中川区80ヵ所、中村区70ヵ所、熱田区60ヵ所の宣伝を計画。尾張南地区が215ヵ所、尾張中部、知多、西三河の各地区が200ヵ所など、積極的な目標を掲げて奮闘しました。