「なくせ貧困、生活危機突破!名古屋市長選勝利で政治の転換を!」と訴える集会が15日、名古屋市中区で開かれました。愛労連、新日本婦人の会、県社保協が共同で開き、1500人が参加しました。
羽根克昭愛労連議長が主催者を代表し、「私たちの運動で政治が変わる歴史的転換期です。派遣切りされた人たちが労働組合を結成してたたかい、名古屋市の保育園民営化反対や後期高齢者医療制度の廃止をめざす運動も前進している。共同の運動をさらに飛躍させよう」と訴えました。
日本共産党の岩中正巳委員長は「麻生内閣は政権統治能力を失い、民主は企業献金で国民の批判にさらされている」と指摘。経済の軸足を雇用拡大や社会保障充実など内需中心に転換させ、4月の名古屋市長選に勝利して政治の流れを変えようと呼びかけました。
派遣切りとたたかう名古屋北部青年ユニオンの3人が決意表明。三菱電機を相手に裁判を行っている男性は「私に危険な仕事をさせたあげく、利益が減ったからと解雇。横暴を許さず責任を取らせたい」と述べました。
愛知派遣村実行委員会の水谷英二さんが「反貧困運動を一緒にたたかおう」と訴え、名古屋・革新市政の会の太田よしろう市長予定候補も決意表明しました。
名古屋市の保育をなくさないで実行委員会と、蒲郡市民病院を守る会の代表のアピールもありました。
集会後、繁華街をデモ行進しました。