総選挙の勝利をめざし、愛知県の日本共産党東三地区委員会は14日、豊橋市の市公会堂で演説会を開催しました。
石井郁子党副委員長、せこゆき子衆院比例予定候補が「衆院比例東海ブロックで必ず2議席以上を」と訴えると、満席の会場は大きな拍手につつまれました。
石井氏は、西松建設にまつわる企業献金問題について、「自民も民主も、政党としての自浄能力を発揮して国民の前に真相を明らかにしなければならない」と指摘。授業献金、派遣切り、格差と貧困など、この間の党の論戦や実績にふれ、「大企業言いなりの政治をただせる政党は、企業献金を1円も受け取らない日本共産党しかいません」と共産党の議席の値打ちを強調。「党とみなさんの力で今こそ、政治を大きく変えましょう」と訴えました。
せこ氏は、豊橋市内で鳥インフルエンザが確認された際、ただちに現地に入り、ウズラ農家の切実な声を聞き、行政に対応を求めたことにふれ、輸出大企業優先で農業を犠牲にしてきた行政を批判。「こんあ政治はやめさせなければはならない。党を大きくしていただいて、流れを変えるときです」と、決意を表明しました。
演説を聞いた市内に住む会社員の男性(34)は「国民からいかにしぼりとるかしか考えていない他党の姿勢にはうんざりです。共産党を応援するので、頑張って国をよくしてほしい」と語りました。