日本共産党のせこゆき子衆院比例予定候補は13日、神田真秋愛知県知事に、豊橋市の採卵ウズラから鳥インフルエンザウイルスが見つかった問題で、緊急対策を申し入れました。
党東三地区委員会の斉藤啓副委員長、河辺正男元田原市議、地元のウズラ、鶏農家の人たちと県庁を訪問。県側から農林水産部畜産課の吉田眞主幹らが対応しました。
せこ氏は11日の現地調査で、市や農家からなぜ迅速に検査できないのかなど、国、県の対策に不満が出されたと報告。「豊橋は日本最大の養鶉産業地域であり、国、県、従事者の共同で事態を克服して再生を」と訴えました。緊急対策として?早急な検査完了?移動制限の早期解除?豊橋・田原地区の全養鶉農家の早期検査?日々の情報の関係者への周知―を求めました。
農家の代表は「対応が遅すぎる」「移動制限区域外の卵の出荷も断られ、処分に困っている」「マスコミ報道の後に情報が提供された。業者が最優先だ」などと訴えました。
県側は、陽性農家の対策を最優先に防疫に全力をあげ、その後全農家検査を行うなどの計画を説明。情報の周知に努め、地元の要求を受け止めていくと答えました。