【09.01.13】反貧困実行委が名古屋市に要請
名古屋市の革新市政の会、日本共産党愛知県委員会と同名古屋市議団などで構成する「反貧困実行委員会」は13日、年末、年始に仕事と住居を失った人たちの緊急援護に全力をあげようと市と県、国に要請しました。
一人も路頭に迷わせるな
市への要請は革新市政の会の太田よしろう市長予定候補や党市議団らが市の長谷川弘之健康福祉局長に要請。太田氏は「助けを求めて窓口に来た人を一人も路頭に迷わせないよう全力をあげてほしい」と求めました。
長谷川局長は、?5日以降、中村区役所に宿泊先の相談などで約500人が殺到した ?13までの期限で市が借り上げた宿泊所から追い出しはしないが、新たな受け入れはできない ?本日も希望者全員んも宿泊先を確保できる見通しがついていない―などと説明。「東海三県から相談者が来ており、名古屋市だけでの対応に限界を感じている」と述べました。
首切られた人に責任ない
江上博之議員は、党は国と県にも働きかけていることを報告し、「市が全力をあげていることは承知している。首を切られた人に責任はない。何としても対応してほしい」と重ねて求めました。
中村区役所にはこの日午後2時までに、123人が生活保護と住居確保を求めて訪れました。
実行委員会のメンバーは相談者を激励しながら、事態を見守りました。
厚生労働省には同日、せこゆき子衆院比例予定候補、わしの恵子市議団長らが要請しました。