日本共産党愛知県委員会は31日、首切りや倒産などで職場と住居を追われ、野宿生活を余儀なくされた労働者への緊急支援に取り組みました。
せこゆき子県副委員長(衆院比例予定候補)と堀一常任委員が、党内外から寄せられた2?トラック4台分の毛布、衣類、米、野菜などを越冬活動が行われている名古屋駅近くの西柳公園に運び、激励しました。
公園では、笹島日雇労働者組合や笹島診療所などによる第34回名古屋越冬実行委員会の人たちが“一人の死者も出さないぞ”と4日まで、野宿者と力を合わせて共同炊事、夜回り、生活健康相談、散髪、衣類配布など行っています。
せこ氏は、「体は大丈夫ですか」「相談ごとはありませんか」と野宿者に声をかけていきました。70歳代の男性は「ここにきて命を助けられた。ボランティアの人の支えでもうすぐ施設に入所できる」と涙ながらに話しました。