愛知県内の原爆被爆者でつくる日本共産党後援会が22日、名古屋市東区でつどいをひらきました。井上哲士参院議員と八田ひろ子衆院比例予定候補が出席しました。
井上氏は、「原爆症認定訴訟の早期解決と、2010年に開かれるNPT(核拡散防止条約)再検討会議が核兵器廃絶の契機となるよう奮闘します」とあいさつ。
参加者は、「黒い雨のせいで片目が見えなくなったのに、原爆症と認めてもらえません。私にはもう時間がありません」「若い頃、銀行から“被爆者はいつ死ぬかわからない”と言われて、融資を断られ、男泣きに泣きました。国からは63年間放置されたままです」と、切々と訴えました。
参加した沢田昭二名古屋大学名誉教授は、「自公政府も民主党も、アメリカの『格の傘』を認める立場に違いはありません。核兵器廃絶をかかげる日本共産党が議席を大きく増やす必要があります」と述べました。
八田氏は「核兵器廃絶に背を向ける、アメリカいいなりの日本の政治を変えるために全力を尽くします」と決意をのべました。