厚生労働省が19日、非正規労働支援センター「キャリアアップハローワークあいち」をハローワークプラザ名古屋(名古屋市中区)内に設置しました。
日本共産党のせこゆき子、八田ひろ子両衆院比例予定候補と木村えみ(1区)、さいとう愛子(2区)両小選挙区予定候補は同日、同施設を訪問し、愛知労働局の担当者と懇談しました。
同センターは、失業で社員寮を退去する人や非正規労働者の就労支援、住居確保の相談を行う目的で解説されたもの。当面、年内は27日まで開設の予定。
対応した担当者は「ハローワークでは労働相談だけでなく、生活相談も行っており、場合によっては相談者を区役所に紹介するなどしています。ここ数カ月、相談にくる人が非常に多くなり、雇用情勢の悪化を肌で感じます」と現場の危機感を語りました。
せこ氏らは「年末年始の寒空の下で、仕事と同時に住むところまで失うなんてあってはならないこと。常態化させないためにも、もっと窓口をひろく開けてほしい」と、区役所とも連携し、年末年始も同センターを開設しつづけることを要望。開設場所の周知徹底、相談員の拡充など、相談の受け入れ態勢強化を申し入れました。