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【08.12.19】産廃焼却施設停止をと申し入れ

 
愛知県春日井市に名成産業(名古屋市東区)が建設した産業廃棄物焼却施設が試運転中に事故を繰り返した問題で、日本共産党愛知県委員会と名古屋市議団、春日井市議団は19日、神田真秋知事に、同施設の設置許可取り消しを求めました。

林信敏県副委員長、わしの恵子、梅原紀美子、くれまつ順子の各名古屋市議、内藤富江春日井市議らが県庁を訪ね、安藤均環境部資源循環推進監らに申し入れました。

県は同施設の基準を超える騒音や悪臭で、4月に続く2度目の改善命令の手続き中です。
林氏は「再び基準を守れず、事業者には誠実な姿勢がない。構造的な欠陥があり、設置を許可した県に厳しい批判が寄せられている」と指摘しました。
安藤氏は「廃棄物処理法に基づき厳正に対処する」と述べたものの、今回基準値を超えたのは4月と違う場所で、命令違反ではないとの認識を示しました。
各議員は「同じことを何度繰り返すのか」「住民の納得が得られない。県の仕事は県民の安全を守ることだ」「“人体実験はやめて”の住民の思いを受け止めるべき」などと指摘し、許可取り消しの決断を求めました。