名古屋市の革新市政の会は19日、来年4月の市長選挙をめざした「つくろまい!2009年春・名古屋に“暮らし大切”の市政12・19市民のつどい」を同市で開き、1700人が参加しました。
矢崎正一代表は「政治の失敗で不況が襲いかかり、くらしが切り捨てられている。市長選で、名古屋市を悪政からの防波堤につくりかえよう」とよびかけました。
太田よしろう予定候補が青年たちに迎えられて登場。太田氏は、自公政治とこれに追随する市政を「人間がモノ扱いされている」「“子どもは国の宝”と言いながら、市は子どもいじめをやっている」ときびしく批判し、「税金は市民の暮らしのために使い、みんなを元気にするのが市長の仕事。日本一の福祉をつくりたい」と決意を述べました。
後期高齢者医療制度の廃止、雇用確保、子育て支援などのテーマで各代表が要求と運動のトーク。年金者組合の中川礼治さんは「今に見ろ、うばすて山も噴火する」の川柳で会場を沸かせ、たたかいの決意を表明しました。
わしの恵子日本共産党市議団長は「市は国の構造改革をそのまま市民に押し付け、弱者切り捨ての一方でムダな大型事業にどんどん税金をつぎこんでいる」と指摘、太田氏とともに安心して生きられる名古屋市に変えると述べました。
集会では、ビジュアル市政ウォッチングの上映、太鼓演奏、モノマネ芸人・松本ヒロさんのパフォーマンス、太田氏応援スピーチ、革新市政実現へのアピールなどが行われました。