日本共産党の八田ひろ子衆院比例予定候補は12日、党名古屋北西地区委員会の人たちと、「三菱電機名古屋製鉄所の派遣労働者切り捨てをやめよ」と、同社に隣接する大曽根駅で宣伝しました。
同社の派遣切りについて、党には「11月末に更新したばかりなのに、年内で契約終了といわれた」「夫が突然解雇された」「派遣会社ごとに次々切られている」などの手紙、メール、電話がつぎつぎと寄せられています。
同社の退社時刻の夕方5時から宣伝開始。志位和夫委員長の、派遣法の改正をめざす中央集会での訴えをスクリーンに映し出し、「日本共産党のたたかいが国を動かし、厚労省は非正規切り防止通達を出した」「三菱電機は３年間で2.7倍のもうけ。雇用守る体力あり」と訴えるビラと労働実態アンケートなどを配布しました。
駅にむかう人たちの目がスクリーンにくぎ付けになり、若者が「あっ、志位さんだ」と声をあげました。八田氏にも「共産党もっとがんばれ」と声がかかりました。
契約打ち切りで大阪の実家に帰るという男性(31)は「仲間の5人が切られた」と話しました。65歳の男性は「大企業はもうけのために労働者を切り捨て、下請け業者の単価をたたく。このままでは技術の高い労働者が失われ、日本のモノづくりがだめになる」と指摘しました。
一時間の宣伝で200枚のビラを配布しました。このあと、契約を一方的に打ち切られた人の労働相談を行いました。