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【08.11.14】豊田労基署に「不払い残業なくせ」と要求

 
日本共産党の八田ひろ子衆院比例・愛知12区予定候補と大村義則豊田市議は14日、自動車部品メーカー「三五」(愛知県三好町)が行うQCサークル活動発表会で、賃金を払わずに参加が強制されるなどの告発が党によせられたことから、豊田労働基準監督署に対応を求めました。

告発の内容は、同社の発表会は22日に行われる予定で正社員は千円程度の手当支給のみで、期間工などに払われない、参加が半ば強制され女性従業員の発表者を増やす指示がでている、発表者は時間外に準備させられている―などです。

八田・大村氏は「事実関係を調査し、違法状態が確認されれば是正の指導を。他企業の実施状況や問題点についても、情報を明らかにしてほしい」と求められました。

両氏はこのあと、「三五」の本社前で訴え。仕事の改善を目的としたQC活動は業務であると裁判で認められ、判決が確定したことを紹介し、「不景気の犠牲を労働者に押し付けたら、経済はだめになります」「過労死のない健康で文化的な生活ができるよう、雇用のルールを確立させましょう」などと呼びかけました。