「元気がでた」「友人に伝えたい」―。日本共産党の市田忠義書記局長を迎えて開かれた9日の一宮市、岡崎市の街頭演説では、市田氏や比例予定候補の訴えに、聴衆から声がかかるなど、比例東海2議席以上の熱気に包まれました。
一宮市では、広告関係で働く男性が「私も友達の多くも月収20万ほどで貯金ができない。普通に働いていれば結婚して子育てできる社会にしてほしい」と言います。「派遣労働者の使い捨てなんて許せない。若者の発言の場をつくるためにも早く総選挙をしてほしい。みんな、麻生さんを信頼していないのだから」
岡崎市では、寒風が吹くなか、トヨタ車体で正社員として働く男性が演説に聞き入っていました。志位和夫委員長の国会質問後、同社が、派遣労働を使いまわす違法な「クーリング」を中止したことについて、「会社は派遣労働者に対してきちんと説明し、謝罪すべきだ」と語ります。「同じ仕事をしているのに、正社員と派遣社員で待遇が違うのはおかしい。期間工ではなく、会社を正社員として採用すべきです。労働者の声に真剣に耳を傾けてくれるのは共産党だけ。議席を増やし、格差と貧困を解消してほしい」と期待をよせました。