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【08.11.9】性的マイノリティー後援会・東海設立のつどい開かれる

 
同性愛者や性同一性障害など性的マイノリティーの関係者でつくる、日本共産党セクシャルマイノリティー後援会・東海(セクマイ東海)設立のつどいが9日、名古屋市東区で開かれました。当事者やその家族、関心のある人など20人が参加しました。

現職時代、性同一性障害関連法の提案者として成立に尽力した、せこゆき子衆院東海比例予定候補があいさつ。「性のあり方は、男女では割り切れないものがあります。性的マイノリティーの人権を守ることは世界の流れです。人権が保障され、誰もが豊かに暮らせる社会をつくっていきたい」と述べました。

講演で杉山貴士“人間と性”教育研究所副所長は、日本共産党の政策に触れ、「当事者は差別や偏見、住居や就労などの貧困問題に直面しています。人間らしく生活するための具体的施策をかかげ、実現する力をもっているのは共産党だけだと思う」と語りました。

同後援会は今後定期的に交流会を開き、参加を広げていく予定。
岐阜県から参加した田中良“人間と性”教育文化センター所長は「共産党は政党の中でこの問題を一番まじめに考えていると思う。性的マイノリティーは人口の数%いるといわれており、お互いを個性の違いとして認め合う社会にしてく必要がある」と語っていました。