日本共産党の佐々木憲昭衆院議員は25日、愛知県内をまわり、大企業中心から中小企業や国民の暮らしを応援する政治に切りかえるためにも、日本共産党をのばしていただきたいと訴えました。
日進市赤池駅前の街頭宣伝を立ち止まってきいていた青年は、実家のバイク部品の工場が昨年の秋に倒産し、学費が払えなくなり大学を中退しました。「中途半端な時期だったのでなかなか就職先も見つからず、今もまだバイトで生計を立てながら求職中」だといいます。
佐々木氏が現在の世界同時恐慌について「金転がしでぼろもうけをしてきた大企業、巨大銀行などの投資家の責任だ」と指摘し、もうけは投資家にまわして穴埋めは国民の税金で行おうとする大企業いいなりの自公政治を批判すると、青年はうなずきました。「一部の大企業への優遇とか、銀行の貸し渋りとか、そういう話を聞いていると腹が立ちます。大企業ばかりでなく、もっと中小企業に対しても考えてほしい。希望する人すべてが平等学べる世の中になってほしい」と語りました。
大府市勤労文化会館の演説会に参加した自営業の男性は「雑貨店をやっているが、ここ数年で目に見えてお客が減っている。大企業より先に、国民の生活を支援してよくしなければならない。大型店ばかり肩入れして、私らみたいな地元の小さな店たちはつぶすような政治はいかん」と述べ、佐々木氏の「大企業にもはっきりとものがいえるのは、企業団体献金を一円も受け取っていない共産党だけです」という訴えに拍手を送りました。