“下げろガソリン!上げるな消費税!つぶされてたまるか”と訴える中小業者の集会が8日夜、名古屋市中区栄の繁華街で行われました。愛知県商工団体連合会の主催で、県内の民商から350人以上が参加しました。
太田義郎会長は「不況で営業が押しつぶされようとしている。燃料高騰で車を走らせるほど赤字が膨らむ。“生き残るぞ”の決意で政治を変えよう」と呼びかけました。
愛労連の羽根克昭議長、日本共産党の八田ひろ子県副委員長(衆院比例予定候補)が連帯のあいさつ。八田氏は「大企業が栄え、中小業者と労働者使い捨ての政治は大本から変えよう。総選挙勝利に全力をあげる」と決意を述べました。
怒りの発言で「汚染米の風評被害で客はガタ減りだ。国は責任をとれ」「消費税を商品に転嫁できない業者が多く、これ以上の増税には耐えられない」「仕事が3分の1に減り、(経営者の)私の給料はでない」などの訴えがありました。
参加者はデモ行進で、怒りの声を市民に訴えました。集会に先立ち、中部経済産業局、中部地方警備局、名古屋国税局、公正取引委員会中部事務所に要請行動。市民にビラを配布し、原油・資材・穀物高騰と公的な負担増から経営と暮らしを守る緊急署名を訴えました。