大きな集中豪雨被害を受けた愛知県岡崎市では、日本共産党市議団(鈴木まさ子、きまた昭子、やなぎだ孝二氏)と各地域の党支部が被災者の要望の聞き取りと市への申し入れなど、復旧・救援に全力をあげています。30日には激しい雨が降り続くなか、佐々木憲昭衆院議員、せこゆき子、八田ひろ子衆院比例候補とともに被災地で活動しました。
護岸が崩壊した伊賀川地域の総代は「夜中の2時に避難勧告の連絡がきたが、電話が水にやられて通じず、徹底できなかった。ハンドマイクなどの備えが不足している」と指摘しました。
ある総代は「今みんながパニック状態で罹災証明の書類どころではない。後日まとめて総代が書類をだし、証明書を発行できるよう改善してほしい」と言いました。
これらの要望はただちに市の災害対策本部に伝え、対応を求めました。
伊賀川の災害現場では、市の消防本部の救助隊が濁流にもまれながら必死に行方不明者の捜索をしていました。市の話によると、矢作川の支流の多くで被害が発生していると言います。
竜泉寺川にかかっていた三河橋の崩落現場では、近くの水路があふれて宅地造成中の場所を押し流し、川に滝のように流れ込んでいました。この地域を毎日のように散歩するという70歳代女性は「こんな恐ろしいことは初めて」と話しました。