28日から29日にかけて東海地方を襲った記録的な豪雨。愛知県では岡崎市、名古屋市など各地で大きな被害に見舞われました。一時14万世帯に避難勧告がだされた岡崎市では、伊賀町で天井まで浸水した平屋に住む76歳の女性が遺体で発見されました。
城北町では増水した川の水で一階床がえぐられ、女性一人が行方不明になりました。岡崎市議団(鈴木まさ子、きまた昭子、やなぎだ孝二氏)は八田ひろ子衆院比例候補とともに29日早朝から被災地を手分けして見舞い、激励しました。
玄関付近で1.8メートルまで水がきたという男性は「29日の午前2時半から3時ころ、わずか20分ほどの間に、2階へ上がる階段の5、6階まで一気に水位が上がった。8年前の豪雨の時は丸太が橋に引っかかって水があふれたが、今回ほどの被害はなかった」と急激な浸水の状況を話しました。
被災地からよせられた市に対する要望などは、市災害対策本部で加藤邦彦副市長やボランティアセンターに伝えました。
愛知被害状況
愛知県災害情報センターが29日午後2時半に発表した愛知県の主な被害状況
死者1人、行方不明1人、重傷1人、軽傷1人、住宅の一部破損1、床上浸水687、床下浸水1126、道路の損壊31、冠水424、うち通行不能71、橋梁被害3、砂防被害11、がけ崩れ29、地滑り1。