名古屋市では。西区や中村区などで大きな豪雨被害に見舞われました。西区のわしの恵子日本共産党市議の事務所には、住民から各地の被害状況が次々と報告されました。
わしの市議は、せこゆき子衆院比例候補とともに29日、比嘉伊賀ひどかった同区の円頓寺商店街を訪ね、被災者を見舞いました。被害は商店街の全域に及びました。
文房具店の70代の店主は「あっという間に水が増え、商品の避難はできなかった。自販機もダメになった。伊勢湾台風や東海豪雨よりもひどい雨だった」と言います。水につかった商品は手つかずのままでした。
わしの市議は、早朝から被災地域を訪問して災害の実態や要望を聞き、災害ゴミの片付けや消毒を役所に連絡しました。
則武新町は道路が川のようになり、軒並み床下浸水の被害にあいました。ある高齢者夫婦は、避難中に転倒し、近所の人に助けてもらったと言います。自宅の畳は浸水状態でした。
西区は8年前の東海豪雨で大きな被害をだしただけに、住民の不安は大きいものがあります。わしの市議は「一刻も早い救援活動に全力をあげたい。一時間に100ミリ以上という大豪雨にも対応するには、雨水貯留施設の増設など、根本的な見直しが求められている」と指摘しました。