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【08.07.12】名古屋市緑区で温暖化シンポ

名古屋市緑区で12日、「地球温暖化シンポジウム」が開かれ、約100人が参加しました。主催は日本共産党昭和・天白・緑地区委員会。

パネリストは、地球温暖化と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)専務理事の早川光俊さん、あいち菜の花活用推進協議会副理事長の小山英樹さん、もとむら伸子・党衆院愛知3区候補です。

早川さんは、温暖化の実態について報告。「国際会議で日本政府はアメリカ、カナダと手を組んでいつも足をひっぱっている。温暖化問題の悪の枢軸は、アメリカ、日本、カナダだ」と述べ、「市民が関心をもち、行動することで必ず変わってくると確信している」と強調しました。

小山さんは、休耕田に菜の花を植え、油をとり、その油を家庭などで使い回収し、バイオディーゼル燃料を製造・利用する循環型の菜の花プロジェクトを紹介しました。

もとむら候補は「愛知は全国で1番CO2を排出し、1990年比で12.7%(2004年度)増やしている」と指摘し、最大の排出源である産業界の実質的な削減、自然エネルギーの開発・利用などを強調しました。