日本共産党愛知県委員会は6日、環境問題懇談会を名古屋市港区で開きました。環境を守る運動の先頭に立ってきた市民運動のリーダーら56人が参加しました。
せこゆき子県副委員長があいさつし、「COP10の愛知開催で、県と名古屋市の姿勢が問われる。温暖化抑止、環境保護のために、皆さんと力を合わせたい」と訴えました。
市田忠義参院議員秘書の佐々木勝吉氏が党の見解を紹介して「政府は国際的責任をはたすため、方針の抜本的転換を」と訴え、佐々木朗・党県政策委員長が県委員会の考え方を提起しました。
参加者から「戦争が一番の環境破壊。戦争をやめ、基地をなくす主張を」「食料自給率の向上はCO2削減効果が大きく、目標を明確に」「緑被率目標を市町村が設定するのはチェック可能で具体的だ」「ヨーロッパでは路面電車がブームで、車が減り空気がきれいになっている。車を減らすことが大切」「公害の発生源にメスを」など、活発な意見が出されました。
また、「政策提言と被害者の掘り起こし、国際的連帯をつくる努力に期待する」「提案は素人にわかる工夫を」「子どもたちに環境の大切さを伝える考え方が弱い」など、率直な注文もありました。