愛知県の安保破棄実行委員会と平和委員会が呼びかけた、核も軍事同盟もない日本をめざす県民集会が23日、名古屋市中区で行われ、250人が参加しました。
羽根克昭・愛労連議長が主催者あいさつ。名古屋高裁の「自衛隊のイラク派兵は違憲」判決を無視する政府の態度を「法治国家として許されない」と批判し、「日米軍事一体化を許さず、憲法9条が生きる日本をつくろう」と呼びかけました。
イラク派兵差止訴訟の会の池住義憲代表が特別報告で、?空自のイラクでの活動は米軍の戦争と一体の戦闘行為で違憲 ?平和的生存権は基本的な権利―と認定した名古屋高裁の画期的な意義を強調。「判決を力に、憲法違反を続ける政府の姿勢を変えさせ、自衛隊を一日も早く撤兵させよう」と訴えました。
安保破棄神奈川県統一促進会議の片野憲二代表委員も駆けつけました。米原子力空母の横須賀基地配備に反対するたたかいを報告し、配備を許さない全国集会を成功させる決意を表明しました。
日本共産党の佐々木憲昭衆院議員、せこゆき子元衆院議員、八田ひろ子元参院議員の連帯のメッセージとともに、集会に参加した八田氏が紹介されました。
集会後、繁華街をデモ行進し市民にアピールしました。