愛知県の革新県政の会(羽根克昭代表)は21日、設楽ダム・豊川水系ウォッチングを行いました。設楽ダムは、愛知県設楽町の豊川上流、寒狭川に建設が計画されています。地元では建設の是非を問う住民投票の実施を求め、住民運動がすすめられています。
一行29人は市野和夫さん(設楽ダムの建設中止を求める会代表、元愛大学教授)と革新県政の会代表常任幹事の林信敏さん(日本共産党愛知県委員会自治体部長)のガイドで、豊川の霞堤、寒狭川頭首工、ダム建設予定地などを訪ねました。
設楽町の「オシドリの里」では設楽地方おしどり愛護会会長の伊藤仙二さんからダム建設反対の思いを聞きました。
同町田口では、設楽ダム住民投票を求める会事務局長の伊奈絋さんが、住民の過半数を大きく突破する賛同者を募る運動を進めていることなど、ダム建設ストップにかける思いを語りました。
参加者からは「議会がダム建設賛成多数でも、何とかしたいという住民の大きな声があることがわかった」「反対運動を応援したい」などの声が出されました。