日本共産党愛知県委員会は15日、名古屋市中区の繁華街で街頭演説会を開き、3人の比例候補を含む衆院選各候補が党躍進を訴えました。
佐々木憲昭衆院議員、せこゆき子。八田ひろ子の各比例候補、木村えみ、さいとう愛子の両小選挙区候補が勢ぞろいし、若者のグループや親子連れの買い物客から声援を受けました。
国会報告にたった佐々木憲氏は、後期高齢者医療制度廃止法案の参院審議入りを拒む民主党を批判。「同制度は、まず廃止することが先決です。道路特定財源の一般財源化や、税金のムダ遣いの是正、もうけに見合った大企業の法人税引き上げなどで、消費税を増税しなくても高齢者医療費の無料化は可能」と訴えました。
せこ氏は「日本共産党は市民運動と共同で、藤前干潟や海上の森など自然環境を守ってきました。人も自然も大切にされる政治をご一緒に実現しましょう」とよびかけました。
八田氏は党の派遣労働法改正に触れ、「日本共産党が働くみなさんの立場に立って頑張れるのは、大企業から一円も献金を受け取っていないからです」と強調。
演説に先立ち、各候補は後期高齢者医療制度の廃止を呼びかける署名を呼びかけました。