第54回母親大会が25日、名古屋市の「つるまいプラザ」(愛知勤労会館)で開かれ、1300人を超える女性たちが参加しました。
大ホールで開かれた全大会では、同実行委員会代表委員の土井澄子さんが主催者あいさつ。ワーキングプア問題、後期高齢者医療制度などについて話し、「いまこそ平和といのちを守る共同の輪を広げるとき」とのべ、7月に愛知県で開催される第54回日本母親大会の成功を訴えました。
日本母親大会実行委員会の高田公子代表委員と名古屋高裁のイラク派兵違憲判決を勝ち取った訴訟弁護団の田巻紘子弁護士が来賓あいさつしました。
立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長の安斎育郎さんが「だまし博士のだまされない知恵―詐欺から戦争まで―」と題して記念講演。手品を実演しながら「超能力」のウソや詐欺、政治的「だまし」に引っかからない物の見方をユーモアたっぷりに話し、しばしば爆笑を呼びました。
「活動交流」で、諸団体代表らといっしょに日本共産党の八田ひろ子比例予定候補が発言しました。
「第54回愛知母親大会アピール」と「後期高齢者医療制度の中止・廃止を求めます」との特別決議を採択。「母親パレード」を行いました。全体会に先立って9つの分科会が開かれました。