当 高木義道 1,074 3位
当 小林 明 1,072 4位
定数16 立候補者数18
05年衆院比例票の1.4倍
今回の扶桑町議選は前回より定数が4つ減った16議席に18人が挑む少数激戦になりました。日本共産党からは現職の小林あきら氏(65)と、小室美代子町議から交代する新人の高木よしみち氏(58)が立候補。
日本共産党が審判を求めた最大の問題は後期高齢者医療制度の是非。昨年の12月議会で、保守系や公明党の町議は制度の中止・撤回を求める意見書案を否決しました。日本共産党はこれを批判し、「共産党の勝利で高齢者医療差別に『ノー』を」と訴え、支持を広げました。
終盤の日本共産党候補の演説会には、無党派の医師が応援演説に立ち、同制度を批判しました。
結果は、日本共産党の2候補が3位、4位の高位当選。合計得票数は2146票。これは、2005年衆院選で同党が扶桑町でとった比例1509票の1・4倍、07年参院選比例得票の1・7倍。次期衆院選比例得票目標を上回りました。
公明、民主は各1議席取りましたが、比例得票の実績を大幅に下回り、保守系は改選前に比べ4議席減らしました。