日本共産党のせこゆき子元衆院議員と八田ひろ子元参院議員、黒田二郎前名古屋市議は28日、愛知県司法書士会を訪ね、貧困の打開問題で和田博恭副会長、鈴木吉顯社会事業部長と懇談しました。
せこ、八田両氏は「ワーキングプアや生活保護受給者の増加、自殺問題も深刻化する中で、会が取り組む労働トラブルや多重債務の相談活動はすばらしい」とのべ、政治や行政のあり方について意見交換を申し入れました。
和田氏らは「多額債務の相談は全体の4割と多いが、その背景に不安定な雇用問題がある。政治の問題にも目をむけていくことが求められる」と指摘。「ヤミ金業者にはスキを見せず、たたかう姿勢を明確にすること」「少額の事件でも泣き寝入りしないように援助し、地域に根ざして活動すれば、われわれの取り組みが新たな法形成の土台になっていく」と話しました。