陸上自衛隊第10師団第35普通科連隊が、7日に守山区内で市街地徒歩行訓練をする問題で、愛知県の安保破棄県実行委員会、県平和委員会は4日、師団司令部を訪れ、中止を申し入れました。県平和委員会の高橋信理事長、日本共産党のせこゆき子元衆院議員、くれまつ順子名古屋市議らが参加しました。
訓練は、7日の午前9時から午後3時まで約17キロの行軍ですが、区役所には詳細が知らされていません。せこ氏らの質問で、目的は“日本の防衛、侵略への備え、テロ対策”とし、小銃、銃剣、拳銃の携行も明らかになりました。
対応した奥村総務課長は、「警察には詳細を知らせるが、行政には知らせる必要はない」と述べました。
せこ氏は「国も認めているように、日本が攻められる可能性は万が一もない」と指摘。奥村氏は「見解の相違」と応じました。