トヨタ過労死裁判の原告の申し入れに佐々木、八田、せこ氏が同席
トヨタ自動車の社員、内野健一さんの過労死を名古屋地裁が労災と認めたことをうけて12月5日、訴えていた妻の博子さんが厚生労働省に、「地裁の判決を真摯に受け止め、控訴しないでほしい」と申し入れました。これには、佐々木憲昭衆院議員、井上哲士参院議員、八田ひろ子元参院議員らが同席しました。
博子さんは、「判決を受け入れ控訴しないで下さい」と涙ながらに訴えました。
佐々木議員や支援のトヨタ労働者らは「ラインをとめるな」などといって生産増を強いられているトヨタ生産方式の実態をのべ、「厚労省が控訴するならトヨタに屈したことになる」と訴えました。
対応した厚労省労働基準局労災補償部の遠藤忍法規系主任は「みなさんの要望を真摯に受け止めたい。舛添大臣への手紙も届けたい」と答えました。