中越沖地震の地震の教訓を生かし、原発の安全対策を―浜岡1・2号機の運転停止をあらためて要請
日本共産党愛知県委員会は7月19日、中部電力に対し、「中越沖地震にともなう柏崎刈羽原発のトラブルの教訓を全面的に生かし、浜岡原発の総点検と1・2号機の運転停止など抜本的な安全対策の実施を求めます」という緊急の申し入れを行いました。
日本共産党は原発の危険に反対する住民運動と共同し、原子力発電所のトラブルが起こるたびに中部電力に申し入れを行い、必要な情報の開示、安全点検と安全対策の実施などを求めてきました。
こうしたとりくみを通じて、地盤の液状化の危険が指摘される1・2号機の器機冷却系に海水を供給するために、岩盤を掘っての海水導水管の補強工事を行うなど安全サイドからの対策が行われています。
今回の申し入れでは、柏崎刈羽原発1号機の設計用限界地震動の2.5倍の地震が記録されたことを重視し、「国の耐震設計指針の抜本的な見直しが必要」であることを指摘、「中越沖地震の検証結果を全面的にいかした浜岡原発の総点検と安全対策の実施」と「東海地震の耐震審査を経ておらず、老朽化がすすみ、すでに4年以上にわたって運転を停止している1号機と、2年半にわたって運転を停止している2号機は、これを機に永久停止すること」を求めています。
申し入れ文はPDFデータをご覧ください
中電申し入れ文