1月7日「愛知民報」
明けましておめでとうございます。
昨年、予定候補者に決まってから県内各地を回って県民のみなさんの声を聞いてきました。
「住民税が10倍以上になった。暮らしていけない」「国保料(税)を滞納したら保険証を取りあげられた」など悲痛なものばかりです。県民の暮らしが非常に厳しくなっているのを痛感します。
私がおこなっている労働相談は月100件を越えています。就職したら全く約束と違うなど次々と相談が入ってきます。
国政と県政、地域の問題がひとつになっています。2期8年の神田県政は、万博、空港、駅前開発など財界、大企業のいいなりです。国の悪政にも無批判です。
私は知事として二つのことが大切だと思います。
一つは、大企業にはっきりものの言える知事が重要です。もう一つは、安倍内閣のすすめる悪政に県民を代表して国に注文をつけ、悪政の防波堤として「県民の暮らしを守る」ことです。
「元気な愛知」といわれますが、元気なのは大企業だけです。県民の収入は減る一方で、巨大開発につぎ込んだ結果、県債は3兆8000億円を超えています。
「ものづくり」愛知を担う労働者や中小業者は、リストラや倒産におびえ笑顔を失っています。
巨大開発にストップをかけ、住民税や介護、国保、障害者の負担軽減をすすめ、安定した若者雇用を拡大し、地域が元気になり「笑顔が戻る県政に」むけ全力でがんばります。