7月13日「しんぶん赤旗」
日本共産党愛知県委員会は8日、「男女共同参画基本計画」「雇用機会均等法」の学習と懇談会を名古屋市中区で開きました。
せこゆき子元衆院議員が市会。八田ひろ子前参院議員のあいさつ。吉川春子参院議員が講演で、日本女性の地位について「女性の52%が非正規雇用。賃金も男性の36.7%で、退職金も社会保障の恩恵もない」と指摘。雇用機会均等法改定は男女差別の是正が不十分で共産党は反対したが、大いに活用できる付帯決議を採択したこと、丸子警報機など女性労働者のたたかいが力になったと述べ、「企業の利益をまもる政治の仕組みを変えましょう」と呼びかけました。
参加者から「津島市は市の基本計画策定に新婦人から参加している。男性の育児休暇取得問題で、会社経営者の委員の理解が得られない」と発言。吉川氏は「中小企業は経営に苦しんでおり、企業努力だけでなく、制度としての保障を展望しましょう。自治体の条例でも改善の努力を」と激励しました。