6月24日「しんぶん赤旗」
日本民主青年同盟愛知県委員会(串田真吾委員長)と日本福祉大学民青協議会は22日、名古屋市内の名古屋鉄道本社を訪れ、学生の負担軽減などサービスの改善を求める申し入れを行いました。日本共産党の八田ひろ子前参院議員も参加しました。
要請内容は、?一般乗車券のみで利用できる一般車両も連結した特急を運行し、学生の負担軽減に配慮する?学生定期券の条件緩和?学生乗車料金のさらなる負担軽減策?最終講義の終了後に名古屋方面に乗りつぎができる本数の増加?知多奥田駅の22時台の列車を3本に戻すこと―の5項目。
福祉大民青協議会では、事前に学生にアンケート調査を実施。代表して参加した学生は「アンケートは3日間で90通集まりました。学生にとっては本当に切実な問題です。名古屋まで往復2000円。5回で10000円もかかる」と訴えました。
応対した鈴木豊信広報宣伝部広報担当課長は「(特急に一般車両をという)要望が多いことは認識している。特急は全車特別車両というのが基本的な考え方だが、名鉄グループ新三カ年計画では、輸送サービスの向上を図るため、『利用しやすい特急列車』を目標の一つに掲げている。長期的に検討していきたい」と答えました。ダイヤの改善については、松下明運転保安部運転課長が「できる範囲で工夫したい」と答えました。