5月3日「しんぶん赤旗」
教育基本法の改悪を許さず、国会に上程された改悪案を廃案に追い込むという1点での共同のたたかいを―日本共産党愛知県委員会(岩中正巳委員長)の代表が2日、同県教職員組合(愛教組=新井宏法委員長)や同県高等学校教職員組合(愛高教=藤原章雄委員長)、同県私立学校教職員組合連合(私教連=寺内義和委員長)など教職員の組合を訪ね、文書を手渡し、申し入れました。
これには八田ひろ子前参院議員、せこゆき子元衆院議員と、県議予定候補、名古屋市議らが参加しました。
申入れ書は、「『国を愛する態度』を書き込もうという動きは、憲法改悪がめざす『海外で戦争ができる国』づくりと結びついており、その狙いは『戦争をする国』にふさわしい人間への変質にあります」と指摘、「廃案に追い込むという一点で共同し、多様な共同行動を」と呼びかけています。
名古屋市中区の愛高教では藤原委員長、高橋和子副委員長、伊佐地秀一書記長らが応対し、懇談しました。愛知県議会で、国にたいし教育基本法「改正」を求める「意見書」が採択されたことなど、緊迫した情勢のもとでいっそう運動を広げることの重要性が話し合われました。
政府は同改悪案を4月28日に国会に提出。連休明けにも審議入りをめざしています。