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【06.04.02】常滑市 地価下落 幻の空港インパクト

4月2日「愛知民報」

 国土交通省が3月16日公表した今年1月1日時点の地価公示によると、中部国際空港開港の影響で地価の動向が注目されている常滑市は、地価の下落が続いています。

 常滑市の住宅地と商業地の下落率は5・4%。下落率の大きさはいずれも県内4位。1,2位の美浜、南知多両町は新空港隣近地です。

 空港開港による開発効果として、人口の増加と企業の進出、土地需要の高まり、地価上昇、資産価値の増大、市の活性化という図式が描かれていましたが、現在のところ、見込みはずれとなっています。

    公示地価下落の大きい市町村

 ?  美浜町 △8.5% 
 ?  南知多町 △8.3% 
 ?  吉良町 △5.9% 
 ?  常滑市 △5.4% 
 ?  江南市 △5.3% 
県平均  △1.1% 

(数字は05年地価に対する06年の平均変動率。△は下落。)