3月26日「しんぶん赤旗」
就労体験・研修で具体的支援を約束
日本共産党愛知県委員会は24日、高校生の就職難の打開や、青年のルールを無視した違法な労働実態の改善について厚生労働省や文部科学省に申し入れを行ないました。
応対した厚労省の担当者は「雇用情勢は好転している」としながらも「正社員を望む声が強いことから、ハローワークでの正社員の開拓を重視している」ことや「フリーター25万人雇用プラン」など、正規雇用拡充のための数値目標を持って努力していることを紹介していました。
職業高校から要請の強かったインターシップ(就労体験・研修)への支援について、厚労省側は「ハローワークでインターンシップ受け入れ企業のリストを作成し学校に情報提供することで、学校の負担を軽減したい」と具体的な支援を約束しました。
参加者は、「違法行為」が何かわからない青年が圧倒的で、無知につけこんで違法行為がまかり通っている実態を具体的にしめして、「事業主の責任で労働基準法の基本的な内容を青年労働者に周知徹底するよう」強く求めました。
申入れには井上さとし参議院議員、八田ひろ子前参院議員、佐々木憲昭衆議院議員、せこゆき子元衆院議員、林のぶとし、柳沢けさみ、かのう美恵子、斎藤ひろむ各県議予定候補、うめはら紀美子、田中節子各名古屋市議、民青北西地区委員会の代表などが参加しました。