3月8日「しんぶん赤旗」
日本共産党愛知県委員会は3日、「2006年度愛知県予算(案)説明・懇談会」を開催しました。この会は06年度県予算の党の分析を報告し各団体分野のとりくみを交流する目的で開かれました。
懇談会では林のぶとし前県議・県政対策委員会責任者が予算案の特徴について説明しました。
「万博『黒字』というが、財政危機は深刻化しており、県債残高は増えつづけている。国の社会保障改悪、国民負担増路線追随のもとで、県単独の生活支援事業は縮減。環境悪化が続き、地震対策費は削られている。『国際競争力強化』の名で、高速道路などの大型開発を推進し、『国民保護』の名のもとに、戦争体制づくりが進められている。市町村合併が押し付けられ、道州制の導入が検討されている」と6つの特徴を解明しました。
懇談では、医労連関係者から「医者は減らされ、看護師も足りない。病院が維持できないところまできている」という声が出されました。
また、新日本婦人の会からは「学校に監視カメラを設置しているが、先生が忙しすぎてカメラを見る人がいない。先生を増やして30人学級を実現したい」と発言がありました。
この会では、きしの知子前県議も補足説明。かのう美恵子、さいとう愛子、斎藤ひろむ、柳沢けさみの各県議予定候補もあいさつしました。