1月31日「しんぶん赤旗」
米第7艦隊の旗艦ブルーリッジが30日午前、名古屋港に入港しました。
安保破棄・諸要求貫徹愛知県実行委員会、憲法と平和を守る愛知の会、平和と憲法を守る港区連絡会は、入港に抗議し、岸壁で横断幕をかかげ、英語で「ブルーリッジは私たちの港から出て行け」などとシュプレヒコールをあげました。
抗議集会では、「在日米軍の再編が検討されている中での突然の入港は、名古屋港のいっそうの軍事利用に道を開くものだ」「イラク戦争に参加している米第7艦隊の入港は、平和を願う市民の声に逆行するもの」と怒りの声が出されました。
同実行委員会などは午後、名古屋市長と愛知県知事に抗議の申し入れをおこないました。
ブルーリッジは2月3日まで寄港。2日午後6時半から、中村区名駅4丁目の西柳公園で抗議集会と米領事館へのデモを行います。
ブルーリッジ入港拒否を要請 名古屋港管理組合に日本共産党名古屋市議団
日本共産党名古屋市議団(村瀬たつじ団長)は26日、名古屋港管理組合に米軍艦ブルーリッジ号の入港を拒否するよう申し入れました。村瀬団長のほか、山口きよあき、かとう典子両市議が参加しました。
村瀬氏らは、「名古屋港は日本と中部の経済を支える基幹的商業港です。市民に親しまれる、安全・安心な港づくりをめざす同港への入港はきっぱり拒否するべきです」と要請。同港寄港を希望する米軍艦には非核証明書の発行を要求すること、非核名古屋港宣言や非軍事利用宣言をおこなうことなどを求めました。
応対した星野正典港営部長らは米艦入港で、「ボランティア的交流やスポーツ交流の計画もあるようだが、詳細はわからない」と説明しました。