1月28日「しんぶん赤旗」
日本共産党愛知県委員会(岩中正巳委員長)は27日、2007年いっせい地方選挙の名古屋市議予定候補(1次分)を発表しました。
2007年名古屋市議選予定候補者(第1次分)
北区
うめはら紀美子<梅原きみこ>(58)現=市議5期、党県委員・党市議団会計責任者
西区
わしの恵子<鷲野けいこ>(57)現=市議4期、党県委員・党市議団副団長
千種区
黒田二郎(57)現=市議2期、党県役員・党市議団政審委員長
名東区
田中せつ子<たなか節子>(57)現=市議2期、党東部地区委員
守山区
くれまつ順子<榑松じゅんこ>(48)新=党支部長、区市政対策委員長
昭和区
佐藤典生<さとうのりお>(55)現=市議2期、党昭和天白緑地区委員
天白区
田口かずと<たぐち一登>(47)現=市議3期、党県委員・党市議団幹事長
緑区
かとう典子<加藤のりこ>(57)現=市議1期、市議会経済水道委員会副委員長、党昭和天白緑地区委員
港区
山口きよあき<やまぐち清明>(44)現=市議1期、党南部地区委員
南区
佐野隆文<さのたかふみ>(54)新=党南部地区委員・区くらし福祉対策委員長
熱田区
西田とし子<にしだ敏子>(51)新=党県役員・区市政対策委員長
中村区
かわえ明美<河江あけみ>(40)新=党県委員・南西地区副委員長
中川区
江上ひろゆき<えがみ博之>(50)前=市議2期、党県常任委員・自治体部副部長・市政対策委員会責任者
名古屋市議会選挙の予定候補者の第1次発表にあたって
2006年1月27日 日本共産党愛知県委員会
1、自民・公明・民主のオール与党にささえられてきた松原市政は、市民犠牲、財界優先の市政に大きく変質させてきた。「財政危機」を理由に「行政評価」による「受益者負担」、「採算性」を重視した市政運営を進めて、本来の自治体の使命を投げ捨てている。「受益者負担」の名のもとに、敬老パスの有料化をはじめ、介護保険料の値上げ等々、福祉制度を大幅に後退してきた。さらに「官から民へ」のオール与党の大合唱のもと、市職員の削減と民間委託の推進、公の施設への指定管理者制度の導入による市民サービスの低下など、小泉内閣の悪政に苦しむ市民に追い討ちをかけている。
1、「ポスト万博」の名のもとに、大企業や外資系企業優遇の「名古屋市産業活性化プラン」や「都市再生事業」を名目にした大型開発を進めている。大企業優遇の「都市再生」では、地元の中小企業と市民が潤う地域経済活性化にはつながらない。げんに大型店の無秩序な出店を許し続け、地域の小売店は大幅に減少し商店街は寂れ、まちこわしが進行している。
1、自治体の仕事を放棄して「施策一律カット」のもとで、お年寄り、子ども、障害者など社会的弱者に痛みを集中させてきた「オール与党」市政の流れを切りかえることが強くもとめられている。
日本共産党名古屋市議団は、市民とともに「敬老パス守れ」の運動をすすめ、大型開発や議員手当(1日1万円)などのムダづかいをやめるように、ただしてきた。そして、松原市政とそれを支えるオール与党と対決してきた唯一の党として、「住民の福祉の推進」という自治体本来の役割を今こそ果たさせるとともに、政官業の癒着にメスを入れ、政務調査費の領収書公開や議員手当の廃止など公正でガラス張りの市政、清潔・公正な市政への前進をはかる。
1、日本共産党愛知県委員会は、2007年の名古屋市議会議員選挙において、「住民が主人公」の市政への転換をめざして、現有9議席の確保、議席回復、さらに新たな議席の獲得めざして奮闘する決意である。
以 上