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【06.01.20】公立保育園維持して 名古屋市議会健康福祉委員会で山口清明議員

1月20日「しんぶん赤旗」

 18日に開かれた名古屋市議会健康福祉委員会で、日本共産党の山口きよあき市議は、市立保育園の民営化問題をただしました。

 同市は昨年末、市立則武保育園(中村区)の廃園・民営化計画を発表、同園父母の会(鶴山美千代会長)は撤回を求めて署名運動にとりくんでいます。

 山口氏は「名古屋市は、子育て支援に力を入れるときだからこそ、経験豊かな保育士を確保している。公立保育園を維持・発展させ、保育への公的責任を果たすべきだ」と質問しました。

 松永恒裕・健康福祉局長は公立保育園の民営化について、「市の福祉施設の運営主体をすべて見直すことになっている」と答弁。

 同委員会では、民主党議員から、保育事業への営利企業の参入を促す発言も出されました。

 同父母の会は17日に計画撤回を求める陳情書を松原武久市長に提出。この日は市議会各会派への要請行動をしました。

 委員会を傍聴した鶴山会長は「各会派の対応や議論を聞いて、子どもたちのためにがんばっている政党はどこなのか、よくわかりました。市の予算が決まるまでに、何としても廃園を阻止したい」と語っていました。