12月11日「しんぶん赤旗」
耐震強度偽装、大増税計画… 企業献金と無縁だから
日本共産党の佐々木憲昭衆院議員は9、10の両日、名古屋市内5カ所で国会報告をしました。市内の党地区委員会が「党を語るつどい」をかねて開いたもの。
9日、党名古屋北西地区委員会が東区で開いた報告会には40人が参加。佐々木氏は、マンションなどの耐震強度偽装問題に触れ、「事件の背景にある、1998年の建築基準法改定に反対したのは日本共産党だけです。企業から1円の献金も受け取っていない党だからこそ、安心・安全を貫くことができます。「憲法改悪や大増税計画の阻止に力を尽くしている党を大きくしてください」と訴えました。
参加者からは、「日本の軍事予算規模はどのくらい」「自民党は『今の憲法は米国に押しつけられた』と言うが、改憲は米国の圧力で推し進められようとしていると思う。矛盾しているのでは」などの質問や意見が相次いで出されました。
参加した伊藤久夫さん(75)=東区、元区政協力委員=は「日本のすべてが“利益優先”で動かされているように感じます。1人でも2人でもまわりの人に日本共産党の値打ちを語り広げていく必要があると思いました」と話していました。